デジタルネイティブ世代がWEB制作会社に入社してみた|その2

前回、新卒1年目の半年が経った際に感じていた、入社前と入社後のギャップや気付きについてお話し致しました。

今回は、それから半年が経ち1年目が終了しようとしていた際に感じたことや新たな気付きについてお話し致します。


前回の記事は、下記よりご覧ください。


私は、入社1年目の1年間で主に2つの案件に携わりました。

私が2つの案件で行っていた主な業務内容は、画面構成書の作成(量産レベル)、クライアントから頂いたフィードバックの精査、コーダーへの修正指示出し、正しく修正されているかを確認するデバッグを行っていました。


1)下がるモチベーション

1年間のモチベーションマップを線グラフで表しました。

モチベーションが一番高い時と低い時の補足をすると、モチベーションが一番高い時は、当時、携わった案件のうちの1つ、某案件で画面構成書を作成(量産レベル)をしていました。

当時は、制作の中心ともなる仕事をさせて頂いて、知見が増えることへの楽しさを感じていました。


しかし、制作が進むにつれて自分が担当した画面構成書の不備、ケアレスミスが目立つようになりました。デバックにも影響し、日々の困難や壁が自分の中で消化できなくなり、モチベーションが下がりました。このあたりが入社1年目で最も辛い時期でした。


順風満帆だったモチベーション高き前半に比べると不思議なことに辛かった時の記憶の方が色濃く残っているんですね。

(前半のことは全く覚えていない。。)


2)1年間の所感

入社したてと入社して1年が経った時では、どんな気持ちの変化があったかについてお話し致します。


入社当時は、純粋に学生時代に培った経験を活かしたいであったり、デザインに強いディレクターになりたいという気持ちがありました。


それが1年が経過した時には、〇〇に強いディレクター以前に社会人として必須である、コミュニケーション能力やホウレンソウ(報告・連絡・相談)を身につけたい。プロジェクトメンバー間での連携について知りたい。品質担保の為に必要なプロジェクトメンバー間とクライアントとの決め事などについて知りたい。という気持ちに変化致しました。


1人に対してのホウレンソウ(報告・連絡・相談)はできたとしても、1つのタスクに関して複数人携わった時に誰に相談したらいいのか、報告したらいいのかがわからず悩みました。


入社してから目標設定のタイミングや日々業務報告を行う日報で「ディレクター+αのスキル」について考えたり意識をしていました。

ですが、当時の私はそれを意識するまでもなく、社会人としての第1歩でつまずいているのではないかと思いました。

(あのね、とにかくコミュニケーション能力不足だったのよ。。人と話すのが嫌で嫌で仕方がなかった。ディレクターとして終わっているw)


3)入社1年間で学んだこと

この1年間で学んだことはたくさんありました。


①人に頼る・人を巻き込むということ

社会人として、ディレクターとして大きく学んだことは、「人に頼る」ということでした。

誤解を与えない為にもう少し詳細をお話し致しますと、社会人として働くようになって悩みの質が格段に上がりました。

初めての仕事やクライアントとのやりとり、または人との関わり方。

学生時代とは、うってかわって一人で解決できる問題の方が少ないと感じました。

何か自分の力だけでは解決できない問題が発生した際に無理やり自分で進めようとするのではなく解決できる、問題がわかる人を巻き込むことが必要だと学びました。


②正確性なくして、「仕事」とは言えない

「精度は問わないから、とにかくこれを今日の◯時までにこれ、終わらせて!」のようなスピード重視の仕事は、割と私は得意だなとこの1年間で思いました。

ただ、モチベーションが下がった某案件でもそうでしたがフェーズが進むにつれて、スピード重視の仕事よりも正確性が問われる仕事の方が多かったです。その際、私のミスが目立ちました。


入社1年目からとても責任感ある仕事に携わらせて頂いて、非常に満足度の高い1年間でした。

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